A Life Less Ordinary -洋楽好きの日常-

待ちに待ったデスカブの新譜♪
ジワジワいい味が出ています。
デスカブファンの心をぐわしっとわしづかみ！


Narrow Stairs / Death Cab for Cutie

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でもこれまでのアルバムのPlansとかTransatlanticismなどと比べると、
キャッチーさが減っているのは否めません。
初回、ながら聴きしただけでは頭に入らなかったもの……

ちょっと集中して聴くと、ジワジワと……キタキタ～
噛めば噛むほどデスカブ節の味が出てきます。スルメです。
もうトリコです。

確実に音が深いほうへ進化しています。
苦悩と闇の世界がより深く厚くなってる。
キャッチーではないけど、それは別に、
売れ線から外れた（外した）わけではないかと思います。

それに……全米アルバムチャートで初登場1位を取ったのですから、
しっかりとファンの心はつかんでいるのでしょう。

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全体的にダークで厚みが出ていますね。
ピアノの音が増えているように思います。
ミルクティーをすすりながら、
静かな一時を過ごすときにピッタリはまります。
ほかのことはしないで、じっくり聴き込みたい気分にさせるアルバムです。

シングルカット曲の2曲目「I want possess your heart」は大好き！
この曲は、このアルバムの進化を象徴しているかと思います。

8分25秒もあって、長い長い。しかも歌が始まるまでが長い！
でも、この長さは、意図的なものだと思います。
ピアノのドラマチックな音の効果とともに、
だんだん気分が盛り上がってきます。
そして「I want possess your heart～♪」のサビの繰り返しが
脳裏に焼きつきます。もーたまりませんわ。

3曲目はアップテンポでデスカブ節が戻っています。
4曲目もアップテンポの曲で、5曲目がとてもスローな曲で一呼吸。
メリハリのある構成です。

・・・--－－☆・・・・・・---－－☆・・・・・・・・---－－－☆

ということで、しばらくはベンちゃんの声でとろけていられます。
悲しげで弱々しくて、でも、甘い声。たまりません。トロトロとろけています。

サマソニで見られることをスゴく楽しみにしているけど、
意味もなく人が多かったら嫌だな～。

ところで、ベンちゃん、ポスタルサービスはもうやんないのかしら？
あれはあれで大好きなのに。。。



■Death Cab for Cutie
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