It Won't Be Soon Before Long
/ Maroon 5「LA出身のロックグループ」
なんていう枕詞なんて、
もういらなくなったかな。
そのくらい売れに売れ、
誰もが知るようになった
マルーン5の新作。
……つか、ようやく2作目。
2002年に出した1作目だけで、よくぞここまでひっぱった!
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アルバムのジャケやPVを見るに、
フロントマンのAdam Levineの貫禄が満ち溢れています。
もう、すっかり、ビッグバンドですな!
1作目「
Songs About Jane」は、1000万枚以上売れたのだと。
デビュー作で売れたアーティストは2作目が正念場、と言います。
今作も「ロック+R&B」のミックスで
1作目に負けないほどのアダルティーなので、きっと大丈夫でしょう!?
そう、マルーン5は、
アダルトな音を出してナンボのバンドなのですからー
Weezer似の音を出していた前身
Kara's Flowersの芸風は
バッサリ諦めたんですからー。
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マルーンがバカ売れしてブイブイ言わせている様子を見ると、
なんだか感慨深い気持ちになるのです。
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|2002年にLA旅行に行く機会があり、マルーンのライブに行きました。
|その頃の認識は、「カラーズのリニューアルバンド」ってくらい。
|アルバムが出た直後だし、ちょうどいいやと軽い気持ちでライブ会場へ。
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|ギャルがわんさかステージ前に集結していて、異様な盛り上がり。
|アダムは「LAのみんな、ただいま! そしてありがとう」などと言ってた。
|息を吹き返したバンドが地元で凱旋ライブを行う……そんな図式。
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|でも、その後、まったく音沙汰がなく……2年が経過。
|消えたかな?と思っていたら、2004年に大ヒット!
|その間のドサ周りが功を奏したのか、
|ラジオ放送局のキーパーソンの琴線に触れたのか、
|具体的に何が起こったのかはわかりませんが……
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ということで、一つのバンドの成功物語の、
ほんの一場面を見ただけですが、勝手に、親心気分になるわけなのです。
「売れてよかったねぇ~」と。
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さてさて、アルバムの感想。
前作は甘美でゆったりしていましたが、
今作はスピード感が増しました。そして、より情熱的になった気がします。
携帯音楽プレーヤーで聴いていたら、何か音がおかしい。
チェックしたら、イコライザーがロックを聴くための設定になってた。
これをオフにしたら、普通に戻った。
マルーンの音がロックではなく、
アダルトコンテンポラリーな音であることを再認識。
シングル曲の「
Makes Me Wonder」なんて、いいですね~
自信を持って、いろんな人におすすめできます。
「
Nothing Lasts Forever」は、サビの部分に覚えがあります。
そう、Kanye Westの「Heard 'Em Say」の
アダムのソロ部分と同じなのです。
厳密には歌詞の一部が変わっているので、“替え歌”と言うべきか。
「Nothing lasts forever but be honest babe~♪」は同じだけど、
ほかのところが若干違うのかな……??
前作は失恋の歌が多いのですが、
今作は、やや社会に目を向けた内容らしい……
いくつかのインタビュー記事を読むと、
失恋の歌に見せかけて、アメリカの政治に対する不満や
世の中に対する憂いを表現した、、なんて答えています。
うーむ、ビッグになるとそういう方向へ行くアーティスト、
多いよなぁーーー まぁいいや。
さて、どのくらい売れるかなー。
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Maroon 5
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